🏡まったのブログ

サーフボードの配送方法(運送会社別の輸送可否)

※この記事は2018年3月に書いたアメブロからの移行記事です。

サーフボードををメルカリで売ることにした。配送や梱包方法を調べてから出品するのが面倒なので「とりあえず出品だけ先にしておこう」と発送方法「未定」のまま出品してしまったが、思ったよりすぐ売れて、配送方法の調査・選定に四苦八苦したので備忘録を残しておきます。

サーフボード配送時のポイント

  1. ハードケースは原則持っておくこと
  2. 260サイズ以下なら佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅配便」(要梱包)
  3. 260サイズ超えならヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」(※1)
  4. メルカリで売るなら、出品時に元払いの「大型らくらくメルカリ便」にすること(※2)

※1: 最長辺250cm以下
※2: メルカリは着払い・配送方法未定の状態で売れてしまうと、後から「大型らくらくメルカリ便」に変更できないので注意が必要です。

今回の場合は結果的にメルカリ落札者に車で取りに来てもらった。しかし実際に運送会社に頼んで配送するなら、自分で梱包可かつ260サイズ以下なら佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅配便」がヤマトの半額くらいで送れるよう。

過去にヤマト運輸で佐賀〜東京間を輸送してもらった時は梱包までしてもらって17,000円だったので、佐川急便なら8,500円くらいで送れる計算になる(要確認)。

また全体的に、受け取り日時の指定ができなかったり、配送ドライバーさんも特殊対応といった感じで、どこも割りに合わないが良心で成り立っているような一般的サービスとは言い難い状態でした。

運送会社別のサーフボード輸送可否

①佐川急便「飛脚ラージサイズ宅配便」

飛脚ラージサイズ宅配便というのが260サイズまでなら対応してくれるそう。まず公式サイトで「サーフボード配達可」「こちら!」みたいな表記があるが、電話で問い合わせると「ドライバー判断ごにょごにょ…」、「控えていただいた方がごにょごにょ…」という感じで断られそうになった。配達時の破損リスクがあるためあまり受けたくないようだが、「それなら公式サイトに要相談とか書いてくれよ...」と思った。結果、6.6フィートのボードだったので6cmメートルほどオーバーで不可だった。

260サイズ、50kg
http://www.sagawa-exp.co.jp/send/fare/list/sagawa_faretable/faretable-4.html#ft01

②西濃運輸「カンガルー(宅配)便」

カンガルー宅配便というのが対応してそうだったが、結果こちらも不可。オペレーターは集荷を受け付けてくれた(ただし新人さんっぽかった)が、30分後にベテランの上司っぽい人から「サーフボードの取り扱いはしていない」と折り返しでお断りの電話を受けたので断念。余談だが「カンガルー特急便」というのもあるので、注意が必要

③福山通運

対応してそうな配送プランは不明。最寄りの営業所に電話したら「原則お断りしている」との回答。「原則」とのことで、少し突っ込んで聞いて見たが「事故処理等の云々かんぬん〜」でやはりリスクや手間で輸送したくないようだった。原則とはなんぞ。

④ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」

「らくらく家財宅急便」が450サイズまでいけるがトラックチャーターサービスとなるので数万はするから高くて現実的ではない。ネットでは「ハードケースに入っていればOK」で5,000〜20,000円くらいの送料とのことだったので10,000円以内でいけるかもと期待したが、僕のボードはハードケースでなくニットケースに入っているので0120-008-008に問い合わせてみた。

すると「ニットケースは作業員(ドライバー)判断になる」そうで、また引越便のようにトラックチャーターサービスになるので数万円の費用になるとのことだった…。梱包はしてくれるようだが、送料の支払いが元払い&現金精算でしかできないよう。

ちなみに対応は一番良心的でした。

※「ヤマト便」というサービスもあるが、最長編が200サイズまでなので、ショートボードでもそもそも厳しい。
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/yamatobin/

⑤メルカリ「大型らくらくメルカリ便」

これはメルカリで売って送る場合限定だが、「大型らくらくメルカリ便」を使えば、梱包もしてくれてトラブルや面倒が少ない。仕組みとしては、上記④のヤマトの「らくらく家財宅急便」を利用しているようで、ハードケースに入っていればOKそうである。

※メルカリの注意事項にハードケース必須の記載はないが「底が不安定で自立が難しいもの」「他の混載輸送が厳しいもの」などは対象外になるという一文があり、やはりハードケースがあった方が安心のようだ。

以下はメモで書いていたので、ちょっと情報が不確かです↓

  • 梱包してくれる
  • 料金が5,000円弱とボードにしてはお得め
  • ただし160サイズまでらしい(←間違いでは?こんなんじゃショートボードも送れない)

まとめ

なんかどの業者さんも断りたい感じがすごかった。よほど嫌な案件なのだろう。何せ壊れやすい・不安定・高価と、リスク要素がとても多いのだから。このサーフボード輸送問題は運輸業界ではトラブルあるあるのようらしい。ヤマトさんのオペレーターも真摯に対応してくれたが「サーフボード」という単語にはやはり拒否反応があるように感じた。海外へのサーフトリップでは航空会社を利用した際にサーフボードが割れてしまうなどのトラブルもしょっちゅうあるらしく、サーフィンを愛するものにとってこの問題はそろそろ解決してほしいものである。

参考リンク

https://torisedo.com/42284.html